ご挨拶

記録的猛暑日が続く中、そしてパリオリンピックで日本中に寝不現象が見られる中、皆様如何お過ごしでしょうか?
早いもので、5ヶ月間の設立準備期間を経て2019年10月1日、湘南日仏協会(Association franco-japonaise de Shonan、以下:当会)が産声を上げて間もなく満5年となります。この間、折からのコロナ禍により活動面で様々な制約を余儀なくされるなど辛い時期もありましたが、会員そして講師陣の皆様のご理解ご協力のお陰で、こうした試練も乗り越え、100名弱の会員の皆様と今日を無事迎えられますこと、心から嬉しく思って居ります。
現在当会は、以下を3本柱に活動して居ります:

  1. フランス語講座(入門~上級、全7講座、現在講師4名、受講生35名)
  2. フランス料理教室(家庭料理・郷土料理を中心に年2~3回開催)
  3. 様々なイベント(新年会、講演会、ミニコンサート、懇親茶話会ほか)

こうした活動を通じて、会員の皆様がフランスやフランス語圏諸国に少しでも親近感を覚え、延いては相互理解や親善交流促進に少しでも寄与出来ればと思って居ります。鎌倉は、南仏ニースと姉妹都市であることから、先の東京オリンピックに際して鎌倉市が、江ノ島での競技に臨むフランスセーリングチームのホストタウンとなり様々なサポートをしましたが、当会もフランスセーリングチーム歓迎会を開催したり(2019年8月、当時は当会設立準備会として)、松尾鎌倉市長主催激励会(オンライン)に参加し、フランス語でエールを送ったり皆でサインした応援パネルやプレゼントを贈呈したり(2021年7月)と様々な形で応援や交流をし、今も交流が続いて居ります。
当会活動の特色の一つは、こうした様々な活動を通じて、日本とフランスのみならず日本とフランスそして欧州アフリカほか世界に広がるフランス語圏諸国との相互理解や友好親善促進に少しでも寄与することを目指して居ることです。こうした活動の一環として、例えば一昨年来当会ではコートジボワール共和国(西アフリカ)大使館で開催された独立記念式典に参加したり、J.K.WEYA大使(当時)ご夫妻ほか大使館の方々を鎌倉にお迎えして親善交流を図ったり、大使公邸で開催されたパーティへのお招きに与り在日コートジボワールの方々と楽しく交流したり、といったこともして参りました。
これからも、会員の皆様と一緒に様々な活動を活発にそして楽しくおこなっていければと思って居ります。引き続き何卒宜しくお願い申し上げます。

2024年8月 会長 江尻 敬